ソフトバンクグループ株式会社から個人向け社債が発行されます。
名称は「ソフトバンクグループ株式会社第63回無担保社債」です。
ソフトバンクグループ株式会社 第63回無担保社債概要
商品名
ソフトバンクグループ株式会社第63回無担保社債
発行体
発行体:ソフトバンクグループ株式会社
ソフトバンクグループ株式会社はIT投資会社です。
スマホや通信でお馴染みの「ソフトバンク」はソフトバンクグループの子会社です。
格付け
ソフトバンクグループの取得予定格付けは「A(JCR)」です。
債券は、下図のように信用度が一番高い「AAA」から、信用度が一番低い「C」まで格付けさており、「BBB以上」が「投資適格各付け」とされています。
一方、「BB以下」は、債務利不履行リスクが比較的高い、投機的な債券(ジャンク債)となります。されています。
ソフトバンクグループの取得予定格付けは「A(JCR)」なので、投資適格格付けといえます。
期間
期間:7年
期間は「7年」です。
7年間持っていると額面金額の100%で償還されます。
ただし、途中で売却する場合は、元本割れするリスクがあるので注意が必要です。
利率
年3.03%(税引前)
年利は年3.03%(税引前)です。
5月31日に利率が決定しました。
100万円分購入した場合、1年間に30,300円の(税引前)利息がもらえます。
ちなみに、2024年3月に起債された「ソフトバンクグループ株式会社第59回無担保社債」は年利3.04%(税引前)」でした。
そのときの仮条件は「2.70%~3.30%(税引前)」だったので、同じくらいの利率ですね。
7年はちょっと長いですが、年利は魅力的な水準ですね
申し込み単位
申し込み単位:100万円以上、100万円単位
申し込みは100万円以上、100万円単位です。
発行価格・償還価格
発行価格・償還価格:額面金額の100%
満期償還日は、2031年6月13日です。
満期まで持っていると、額面金額の100%で償還されます
利払日
利払日は毎年「6月14日」と「12月14日」の2回です。
最初の利払いは、2024年12月14日です。
半年分の利息がもらえます
社債購入プレゼント
本社債を購入した全員、「お父さん応援隊長 ステンレスタンブラー」がもらえます。
SBI証券の販売期間
SBI証券での申し込み期間は、2024年6月3日~2024年6月13日です。
先着順での販売です。
社債のリスク
「ソフトバンクグループ株式会社第63回無担保社債」には次のようなリスクがあります。
- 価格変動リスク
- 信用リスク
- 流動性リスク
7年間保有すれば、額面金額の100%で償還されますが、満期償還前に売却する場合は、元本割れすることもあります。
また、期間が7年間もあります。
その間に発行者「ソフトバンクグループ」の経営・財務状況が悪化した場合には、元本が戻ってこない可能性もあります。
投資は余裕資金でやりましょう。
無担保社債とは?
無担保社債って何?
この社債の商品名には「無担保社債」と付いています。
「無担保社債」とはその名のとおり、元金や利息を補償するための担保がない「無担保の社債」です。
担保が付いていれば安心ですが、現在発行されている社債は無担保社債が主流になっています。
まとめ:ソフトバンクグループ株式会社 第63回無担保社債
ソフトバンクグループ株式会社から第63回無担保社債が発行されます。
年利は、年3.03%(税引前)と魅力的な水準です。
しかし、利率だけで判断するのはハイリスクです。
期間が「7年」あり、償還前に売却すると元本割れするリスクもあります。
なお、社債と似たような商品が買える「funds」もあります。
「funds」は1円から購入可能なので、資金に余裕が無い方にもおすすのサービスです。
fundsのメリット
○1円から投資可能
○株主優待のような優待がもらえる
○リスクを抑えた運用
fundsのデメリット
○平均利回りは1~3%とそれほど高くない
○人気のファンドは応募が殺到し買えないことがある
【公式サイト:Funds(ファンズ)】