
・投資を始めてみたいけれど、元本割れは嫌!
・株や投資信託は怖いわ
そんなお悩みはありませんか?
今回は、「個人向け国債(変動10年)」を購入してみた体験談をお届けします。
「安全にお金を増やしたい」と考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
1.そもそも個人向け国債って何?3つの種類をサクッとおさらい
「名前は聞いたことがあるけれど、中身はよく知らない」という方のために、個人向け国債の基本を簡単に整理しておきます。
個人向け国債とは、一言で言うと「私たちが日本国にお金を貸す仕組み」です。
国にお金を貸す代わりに、年に2回、利息を受け取ることができます。
個人向け国債には、次の3つのタイプがあります。
- 変動10年(変動金利型・10年満期)
- 半年ごとに金利が見直されるタイプ。世の中の金利が上がると、貰える利息も増える。
- 固定5年(固定金利型・5年満期)
- 購入時の金利が5年間ずっと変わらないタイプ。
- 固定3年(固定金利型・3年満期)
- 購入時の金利が3年間ずっと変わらないタイプ。
私が「変動10年」を選んだ理由
私が購入したのは「変動10年」です。
理由はとてもシンプルで、「今後の金利上昇の恩恵を受けられるから」です。
ここ最近、日本の金利は上昇傾向にあります。
もし固定金利(3年や5年)を選んでしまうと、世の中の金利が上がっても、自分自身の受け取る利息は購入時の低い金利のまま固定されてしまいます。
しかし、変動10年であれば、世の中の金利が上がれば、それに合わせて半年ごとに貰える利息も増えていきます
「それなら変動10年一択でしょ!」ということで、私は迷わず変動10年を選びました。
ちなみに、どのタイプを選んでも「最低金利0.05%」が保証されています。
2. 【実践】個人向け国債を買うまでの全手順
「国債を買うなんて、手続きが難しそう…」と思うかもしれませんが、驚くほど簡単です。
私が実際にSBI証券で購入した際の手順をステップ形式で解説します。
ステップ1:証券会社にログインする
まずは自分が持っている証券会社の口座にログインします。
まだ口座を持っていない方は、事前に口座開設を済ませておきましょう。
私は普段から使っているSBI証券から手続きをしました。
↓のリンクから口座開設できます。
ステップ2:「債券」メニューから「個人向け国債」を選ぶ
トップページから「債券」のタブをクリックし、その中にある「個人向け国債」のページに移動します。
ステップ3:「変動10年」の買い注文を入れる
現在募集中の国債リストが表示されるので、「変動10年」の横にある「買い注文」ボタンを押します。(個人向け国債は基本的に毎月募集されています)。
ステップ4:購入金額を入力する
個人向け国債は「1万円単位」で購入できます。私は今回、生活防衛資金の一部である「100万円」を買い注文に入れることにしました。購入金額の欄に「100」と入力します。
ステップ5:目論見書を確認して暗証番号を入力
「契約締結前交付書面(目論見書)」をサラッと確認し、同意のチェックを入れます。
最後に取引暗証番号を入力して「注文」ボタンを押せば、これだけで手続きは完了です!
「え?これだけ?」と拍子抜けするほど簡単でした。
銀行の窓口に行って、何分も待たされる必要も、ややこしい書類にハンコを押す必要もありません、
3. 実際に買って分かった「個人向け国債」のメリット5選

個人向け国債を実際に購入してみて「おすすめできる」と感じたメリットを5つに絞ってご紹介します。
メリット①:元本割れのリスクが事実上「ゼロ」
投資をする上で一番怖いのが「預けたお金が減ること」ですよね。
個人向け国債は、日本国政府が破綻しない限り、元本(投資したお金)と利息の支払いが保証されています。
日本という国が潰れる確率と、どこかの一民間銀行が潰れる確率を比べたら、圧倒的に国の方が安全です。
これ以上の「絶対的な安心感」はありません。
メリット②:銀行の定期預金よりも金利が高い
先ほども触れましたが、個人向け国債には「年0.05%」の最低金利保証があります。
直近の金利上昇に伴い、変動10年の金利は1.7%程度(※募集時期による)まで上昇しています。
同じお金を置いておくなら、少しでも増える場所に置くべきですよね。
メリット③:1年経てばいつでも1万円単位で中途換金(解約)できる
個人向け国債(変動10年)は、購入してから1年が経過すれば、いつでも自由に国に買い取ってもらう(解約する)ことができます。
しかも、解約は1万円単位で可能です。
「急にまとまったお金が必要になったから、30万円分だけ解約しよう」といった柔軟な使い方ができるのが、非常に便利だと感じています。
メリット④:中途換金しても「元本割れ」しない
これが個人向け国債の最大の神ルールです。
一般的な「中途解約可能な定期預金」や「普通の債券」は、満期前に解約するとペナルティで元本が割れてしまうことがあります。
しかし、個人向け国債は、いつ解約しても「購入した金額(元本)」がそのまま100%戻ってきます。
引かれるのは「直近2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685」というペナルティ(中途換金調整額)だけ。
つまり、過去に貰った利息の一部を国に返すだけで、自分が最初に出した原資が減ることは絶対にありません。
メリット⑤:購入手数料・管理費用がすべて無料
投資信託だと「信託報酬」という管理費用が毎日引かれますが、個人向け国債は買う時も、持っている間も、売る(換金する)時も、手数料は一切かかりません。
1万円払ったら1万円分の国債が買えます。
コスト意識の高い投資家にとっても、これほど気持ちの良い金融商品は他にありません。
4. 綺麗事なし!実際に感じた「個人向け国債」のデメリット4選

ここからは、私が実際に体験して「ここはちょっと不便だな」「ここは注意が必要だな」と感じたデメリットを暴露します。
デメリット①:購入後「1年間」は絶対に引き出せない(ロック期間)
個人向け国債は、購入してから丸1年間は原則として中途換金ができません。
(※購入者が亡くなられた場合や、大規模な災害に遭われた場合などの例外を除きます)。
そのため、来月の生活費や、半年後に支払うことが決まっている車検代など、直近で使う予定があるお金を入れてしまうと完全に詰みます。
あくまで「最低1年は使わないことが確定しているお金」を回す必要があります。
デメリット②:資産を爆発的に増やすパワーはない
個人向け国債は、あくまで「守りの資産」です。
金利が上がってきたとはいえ、年1.7%程度。
100万円を預けても、1年間で貰える利息は税引前で17,000円、税引後だと約13,600円です。
オルカンなどの投資信託のように「1年で資産が10%増えた!20%増えた!」というような、資産を爆発的に増やす爆発力は1ミリもありません。
「お金を大きく増やしたい」という目的で買うと、確実につまらなく感じてしまいます。
デメリット③:インフレ(物価上昇)に負けるリスクがある
現在、日本は物価がどんどん上がる「インフレ」の局面にあります。
もし物価が年間2%~3%のペースで上がった場合、個人向け国債の金利が1.7%のままだと、数字上はお金が増えていても、実質的なお金の価値(買えるモノの量)は目減りしていることになります。
変動金利なのでインフレに合わせてある程度は金利も上がりますが、物価上昇に完全に追いつくわけではないという点は頭に入れておく必要があります。
デメリット④:利息からはしっかり税金が引かれる
個人向け国債で得られた利息には、一律で20.315%の税金(所得税・復興特別所得税・住民税)がかかります。
せっかく増えた利息から、約2割が自動的に源泉徴収されてしまうのは、実際に明細を見たときに少し切ない気持ちになりました(笑)。(※新NISAの口座では個人向け国債を購入することはできません)。
5. 【体験談】購入から半年経過。ぶっちゃけ利息はいくら貰えた?
さて、ここからは皆さんが一番気になるであろう「実際のところ、いくら儲かったの?」というお話をします。
私はSBI証券で「変動10年」の個人向け国債を100万円分(50万円×2口)購入しました。
購入時の適用金利は、時期もあって運良く「年1.23%(税引前)」でした。
個人向け国債の利息は、年に2回(半年ごと)に分けて自分の証券口座に振り込まれます。
半年後(第1回目の利息受け取り)
計算式:100万円 ×1.23% ÷ 2 = 6,150円(税引前)
- 税金(20.315%):1,246円
- 実際の振込額:4,904円

スマホに「利金支払いのお知らせ」という通知が届き、証券口座の残高が4,904円増えているのを確認した時は、やっぱり嬉しかったですね。
今から半年後(第2回目の利息受け取り)
幸いにも、国債の金利が上昇しているので次回の適用金利が「年1.74%」にアップするんです!

計算式:100万円 ×1.74% ÷ 2 =8,700円(税引前)
- 税金(20.315%):1,767円
- 実際の振込額:6,933円
これが変動金利の素晴らしいところです。
6. まとめ:個人向け国債はどんな人におすすめ?
最後に、実際に個人向け国債を購入・保有してみた体験を踏まえて、この商品が「どんな人に向いているか」をまとめます。
個人向け国債が向いている人(おすすめな人)
- とにかく1円も損をしたくない、元本割れが恐怖な人
- 大手銀行の普通預金や定期預金の低金利に絶望している人
- 新NISAなどのリスク資産(株・投信)とは別に、安全な「生活防衛資金」の置き場を探している人
- 3年〜10年以内に、結婚・住宅購入・出産などで使う予定が決まっているお金がある人
- 一度お金を預けたら、満期まで余計なことを考えずに放置したい人
個人向け国債が向いていない人(やめた方がいい人)
- 数ヶ月〜1年以内に使う予定があるお金を運用したい人(1年間のロック期間があるため)
- 投資でお金を2倍、3倍に大きく増やしたいというギャンブル性や高リターンを求める人
最後に管理人の本音
株や投資信託のように、毎日「価格が上がったかな?下がったかな?」とハラハラしてスマホの画面をチェックする必要は一切ありません。
完全にほったらかしにしているだけで、半年ごとに数千円がチャリンとお財布に入ってくる感覚は、一度味わうとクセになります。
「新NISAの枠は使い切ったけれど、まだ手元に現金が余っている」というシニア世代やミドル世代の方はもちろん、「投資の第一歩を踏み出したいけれど、どうしても怖い」というビギナーの方にも、これ以上ない最高の「ファーストステップ」だと確信しています。
あなたも、銀行に眠っている「もったいない現金」を、国にお仕事させて安全に増やしてみませんか?
まずはSBI証券などの公式サイトで、今月の個人向け国債の金利とキャンペーン情報をチェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
「本記事は執筆時点の情報であり、投資効果を保証するものではありません。最終的な判断は自己責任でお願いします」
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